《東序》には《瑩月耕雲》という額と《お釈迦さまのご生涯》を15枚の《絵画》にしたものが飾られています。
有名な《託胎(たくたい)》《降誕(ごうたん)《四門出遊(しもんしゅっゅう)》《出家(しゅっけ)》《降魔(ごうま)》《乳粥供養》《成道(じょうどう)》《初転法輪(しょてんぼうりん)》《祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)》《涅槃(ねはん)》を表した絵の他にも珍しい場面が数枚描かれています。
是非ご覧ください。
特に最後の絵はちょっと驚きますよ。
《西序》の奥の間には《弘法大師さま》と《梅花観音さま》が祀られています。
《梅花観音霊場》の《第四十三番》で《御詠歌》は
「ありがたや蓮華の峰の 楞厳院 空吹く風も法を説く声」
となります。
《位牌堂》です。
《本堂》から《山門》を見た景色です。
前述したように、とても静かで日常とは違う時間が流れているように感じます。
御詠歌の「空吹く風も 法を説く声」の意味が少しわかったような気がします。
さまざまな《仏さま》や《仏画》などだけでなく《境内》の空間も心を癒してくれる素晴らしい時間を過ごすことができました。
《清水区今泉の楞厳院さま》ありがとうございました。