お仏壇
お仏壇は、故人やご先祖さまを供養をする尊い場所(小さなお寺)となります。また、日々の感謝や反省、心のよりどころ、癒す場所にもなります。
良い日、悪い日はありませんが、大安を希望される方は多いです。(大安以外では先勝の午前中や赤口のお昼前後など)また、お寺さまによって暦に基づき日を決めることもありますので、一度ご相談されると良いですね。
思い立ったが吉日といわれ、お仏壇を購入しようと思ったときが、一番良い時です。故人のご供養であればご法要の四十九日や百ケ日までにご購入される方が最も多いです。そのほか、お彼岸やお盆も目安にされる方もいらっしゃいます。また、結婚や新築を機に購入されるのもとてもおめでたいですね。
仏間がない場合、床の間や居間・リビングなど置く場所に決まりはありません。お参りやおつとめのしやすい場所が良いですね。また、押し入れを改造して仏間を造る方法などもあります。
最近では住宅事情もあり、ご安置場所が限られてしまうケースも多々あります。まずはお参りのしやすさを最優先にしてください。数ケ所候補がある場合、北向きや冷暖房の真下、階段の下などを避けると良いですね。
大丈夫です。ただし、向かい合わせの設置は、片方をお参りする際にもう片方に背を向けてしまうということから避けることがあります。
A:すす払いやクリーニング・修理をして新しいお仏壇にご安置する。
B:新しいお仏壇の大きさや様式にあわせて、ご本尊さま・お位牌も買い替える。
すべてを新しくするのが良いというばかりでありませんので、本尊様やお位牌の状態に合わせて修理やクリーニング等でそのまま使われるのも良いです。A・Bどちらの場合も一度菩提寺様にご相談されると安心ですね。
B:新しいお仏壇の大きさや様式にあわせて、ご本尊さま・お位牌も買い替える。
すべてを新しくするのが良いというばかりでありませんので、本尊様やお位牌の状態に合わせて修理やクリーニング等でそのまま使われるのも良いです。A・Bどちらの場合も一度菩提寺様にご相談されると安心ですね。
基本のお供物としてお水・お線香・お花・ローソク・ご飯、お茶・お菓子、果物などがあげられます。専用の仏具がおすすめですが、ご自身のご用意されたものでも構いません。ご本尊様、ご先祖さまへの感謝の供物にもなりますが、ご自身やご家族の日々の修行ともいわれます。無理のない中で、一日でも一回でも多くお供物を捧げらると良いですね。
アパートやマンションにお住まいの方は、お仏壇の上に部屋があるのが当たり前となります。気になる場合は、半紙に「雲」や「天」という字を書き、それをお仏壇の上の天井に貼り付けます。この上は何もない天である、ということになります。
本来お仏壇はご本尊さまとお位牌を祀るところであり、故人の写真は飾りません。お位牌に魂を入れていますので、お位牌が故人の象徴となります。ですが、故人の顔を見てお参りされたい方もいらっしゃると思います。写真を飾る場合は、お仏壇の中や真上は避け、お仏壇の前や横に置いてはいかがでしょうか。
問題はありません。ただ、同じ部屋に置かずに別々の部屋にお祀りされる方が多いようです。一方を小さな上置き型にされる方法もあります。ひとつのお仏壇の中に別の宗派のお位牌を置かれることもありますが、この場合は菩提寺さまに相談されることをおすすめしています。
とても良いことです。本来、お仏壇は無事に暮らせることをご先祖さまに感謝する場所です。たとえ分家であってもご先祖さまなくては今の自分はありません。そのご先祖さまのご供養は本家が行っているから良いということではなく、分家の方々もご先祖さまを意識することが大変素晴らしいことだと思います。
菩提寺さまにお仏壇やご本尊さま・お位牌の魂入れをしていただきましょう。お仏壇を買い替えた場合は、今まで祀られていたお仏壇(ご本尊さま、お位牌)から魂を抜いて、新しいお仏壇に魂を入れ変えていただきます。
可能です。私たちは、安易に新しいお仏壇を購入することをお勧めいたしません。昔ながらのお仏壇の価値は、故人やお客様の思い入れだけでなく、品質的にも、技術的にも、とても尊いものです。修理・修復・クリーニングで見違えるほど綺麗に立派になることも多くあります。迷ったら、まずご相談ください。
お位牌
四十九日(忌明け)をもって、ご葬儀から祀られてきた白木位牌から本位牌への魂の移しが行われます。その時にはご用意しておきたいですね。
初めてお位牌を作成する場合、お仏壇とご本尊さまとのバランスが大切になってきます。注意していただきたいのですが、先にお位牌だけ作成したが、いざ気に入ったお仏壇を購入しようとした際に、お位牌が入らないとか小さすぎで貧相に見えてしまう。といったことがよくあります。最近では様々な形のお仏壇やお位牌があります。四十九日に間に合わせないとと焦ってしまいますが、将来どのようなお仏壇にしようかというイメージを持っていただけるとお位牌とお仏壇の購入がスムーズにいくと思います。
今まで祀っていたお位牌を塗り直して夫婦位牌や複数書きにすることも可能です。ただ、塗り直して書き込むのに日数がかかるため一度ご相談ください。※既存のお位牌が彫り字の場合は不可能となります。
本家だけでなく、分家の方々にとってもご両親やご先祖さまは必ずあり、大切な存在です。故人を供養する思いやご先祖さまへの感謝はとても大切なことです。一人でも多くの方に是非祀ってもらいたいですね。
五十回忌を目安に○○家先祖代々之霊位というお位牌にまとめることができます。お仏壇やご先祖さまの状況によって最適な祀り方は異なりますので、一度ご相談ください。
私たちの経験から授戒(戒名を授かること)はお勧めしております。ただし、昨今様々な理由で授戒されていないお客さまもいらっしゃいます。その場合、俗名(生前のお名前)でお位牌を作成することも可能です。また、後日、授戒をされてから塗り直して戒名を書くこともできます。
法要は、お年忌として四十九日の次に百ケ日、一周忌、三回忌とあります。またその間に節分、お盆やお彼岸(三月、九月)もあります。目安として次の法要の時までとするのも良いですが、気になった時、思い立ったが吉日です。すぐに作成するのもとても良いことです。
お支払い
良い品に縁があって購入を決定したが、お支払いの準備が出来てないという方も多くみられます。即日のお支払いもとてもありがたいことですが、お仏壇なら配達時、お位牌なら作成後受け渡し時にお支払いでも勿論大丈夫です。またカード払いや後日のお支払いも対応しております。是非ご相談ください。
家や自動車など、高額なものを買うときは一般的にローンを使います。お仏壇は高価で、ご先祖さまの家と考えられますので、ご先祖さまの立派な家を建ててあげたいと思われる方には、ローンの併用もおすすめ致しております。どうぞ、ご活用ください。※仏事作法については地域や宗旨によって違いが生じることがあります。