《本堂》に入らさせていただきました。
私は《曹洞宗》のお寺さまを見ることが多いのですが同じ《禅宗》でもこうも違うのかと驚きました。
まるで時間が止まったかのような、とてもすっきりしていて《無》という《静かな一刻》を堪能できるような空間でした。
この空間で《座禅》をしてみたらどのような体験が出来るのか、そう思ってしまう心地よい《本堂》です。
《内陣》にある《釈迦三尊像》です。
中央が《お釈迦さま》、向かって右側が《普賢菩薩さま》、左が《文殊菩薩さま》です。
《普賢菩薩さま》は白象に乗り、《文殊菩薩さま》は白獅子に跨っています。
《内陣》は、仏さまや《木花(もっか)》も金箔仕上げとなっており、《本堂》内でも《侘び寂び》が感じられます。
《客殿》もとてもすっきりしており、清々しい気持ちがします。
とても多くの《書》が、額や掛軸としてかけられていますが、綺麗な字やありがたい言葉は、心を優しくしてくれます。
中庭も美しく手入れされています。
ご住職の優しく丁寧な人柄が、映し出されているようです。
《臨済宗》のお寺さまは全体的にすっきりとした造りで、《座禅》によって悟りを得るという教えが反映されていると聞きました。
他のお寺さまも拝見してみたいですね。
以上、第5歩目。
おだやかな陽射しや境内を吹き抜ける風、鳥のさえずりお香の薫りなど五感を優しく刺激するような《静岡市駿河区手越の髙林寺さま》でした。