《お寺歩き》11歩目となりました。今回は、静岡市清水区庵原町の《一乗寺(いちじょうじ)さま》です。
こちらは東名清水I・Cから北に約5分、新東名の新いはら|・Cからも約2・3分ほどで着く場所にあります。現在工事中の東名清水|・C付近の静清バイパス高架化が完成すればさらに交通の便が良くなりますね。
由緒ある《お寺さま》なので、《境内》には見どころがたくさんあります。特に「静岡県指定文化財」の《阿弥陀如来さま》や「静岡市指定文化財」の《輪蔵(りんぞう)《寺宝》などはその代表とされるものです。
《曹洞宗 一乗寺》の石柱の間を通り《駐車場》に入ります。こちらの《駐車場》もとても広いのですが、他にもあと2カ所あり、全部で70台は止められます。
大きな木の間にある《山門》。歴史を感じさせる良い雰囲気を味わえます。
《庵原山(あんげんさん)の《山号額》が掛けられています。
その横にある《掲示板》には、「ゲゲ鬼太郎の目玉おやじの名ゼリフ」
「のう、鬼太郎。人が死ぬのは悲しいことだが、かと言って何百年も生き続けたとしたら、それはもっと悲しいことに違いない。わしゃそう思うよ。まあ、わしらは別じゃがの。」
が書かれていました。限りある命を精一杯生きる。
ということはわかりますが、何百年も生き続けたらもっと悲しいこと⋯もっと悲しいのですね。なぜでしょう?
「死」という終わりがあるからこそ、得るもの、気付くことがあるのかもしれませんね。それは自分の「死」であり、他人の「死」であっても。コミカルに語られていますが、とても深い言葉に感じます。
側道にある《心境池》です。立派な鯉だけでなく、至る所にゾウやカバ、カメ、鳥、カエル、フラミンゴなどが置かれています。檀家さんだけでなく、隣の保育園の子供たちに喜んでもらう工夫でしょうが、私も楽しんでしまいました。
全部探せるかな?
《心境池》には《東屋(休憩所)》があります。《境内》の至る所にベンチや休憩所があります。
《お寺》に来たときはゆっくりしていってほしいという願いの現れですかね。
《一如庵》です。《檀信徒会館・通夜会場》等に使用されます。