利照堂センムのお寺歩き~清源寺編②~

《ご本尊さま》は《釈迦牟尼如来さま》で全体が金箔に包まれている仏さまとなっています。

ちょうど、《水引》から《御簾》に替える時に、両脇に祀られていた《仏さま》を目にすることができました。
向かって左側に《阿弥陀如来さま》。右側には《地蔵菩薩さま》が祀られています。
どちらも金箔仕様です。普段は隠れていますので、とても運が良かったです。
こちらの《阿弥陀如来さま》は明治初期に昼居渡の《増雲寺さま》(現在は廃寺となっています。)より移られてきました。
尊いご縁の元、今はこの坂本の地で安置されているのですね。

《御簾》が掛けられ、とてもすっきりとしたカタチとなりました。
雰囲気が変わるものですね。

《曹洞宗》の《お寺さま》に祀られているのが《大権修理菩薩さま》と《菩提達磨大和尚さま》です。
向かって右側の《大権修理菩薩さま》は《曹洞宗の開祖である《道元禅師さま》が縁のあった神さまで、《総本山永平寺》の《伽藍守護神》として安置されています。
向かって左側の《菩提達磨大和尚さま》は《禅宗》の初祖となります。

西序》には《梅花観音菩薩さま》と《弘法大師さま》が祀られています。
《梅花観音菩薩さま》は《梅花観音霊場》の第十二番となっていて、御詠歌は
「花といい 紅葉と名のみ たつたやま 同じ梢に 通う木枯らし」です。

《弘法大師さま》は《弘法霊場 藁科21カ所》の1つとなっています。

隣接する《清澤神社》です。興味はありましたが、体力面に不安があり、今回は遠くから写真だけ撮らさせていただきました。

《清源寺さま》はこの周辺地域である小島の《洞泉寺さま》、鍵穴の《淵龍寺さま》、赤沢の《清雲寺さま》も兼務されています。大変なことですね。

《清源寺さま》に寄る時にはいつも楽しませてもらっている近くを流れる坂本川の景色です。桜の季節には特に綺麗な場所です。
また、桜の咲いた写真を掲載したいと思います。
以上、12歩目は《静岡のマチュピチュ葵区坂本の《清源寺さま》でした。

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