利照堂センムのお寺歩き~大慈悲院編③~

《ご本尊さま》は《聖観世音菩薩さま》です。
総金箔張りとなっていますが普段は水引に隠れて本体が少しだけ見える状態となっています。

ご本尊さまの周りには炭描きの《四天王さま》が掛けられています。
濃淡と必要最低限の線で見事に《四天王さま》を表現しています。
失礼かもしれませんが、率直にカッコいいですね。

《大権修理菩薩さま》と《菩提達磨大和尚さま》が浮いてるように設置されています。
空間を生かす工夫がされています。

《東序》の床の間には《聖観世音菩薩さま》の掛け軸と
《大慈悲院中興開基 城和泉守尊像》が飾られています。こちらの方は元は城景茂(じょうかげもち)という戦国武将だったようです。
越後の国生まれで「上杉謙信」「武田信玄」「徳川家康」に仕えたそうです。
戦国武将らしく膝元には太刀が置かれています。

凄い経歴のお坊さまがこの《大慈悲院さま》に携わっているのですね。

床の間の隅に戦闘機のプロペラが2つ置かれています。
なぜでしょう?

画像には載っていませんが、《西序》には戦闘機のレプリカがあります。
戦争による悲劇を後世に伝えるため、このレプリカを使って講義をすることもあるそうです。
銃や剣などもそうですが実物を見るとその凄みが伝わってきますね。

先程のプロペラも講義の一環として使われるのですね。

《東序》には様々な《佛語》や《佛画》の額が飾られています。

《永平寺六十四世 森田悟道禅師》の額や《永平寺七十一世 高階瓏仙禅師》の《玄に通ず》。《総持寺第十九世独住 正応天眞禅師》の《寂静》など歴史ある高僧の書は見ものです。

《池田円通山大慈悲院 本堂新築披露記念奉歌句集》
本堂を新築した際、縁の歌会の方々が披露してくださった歌句集です。
お寺に何かしらの形で貢献して、後世に残るって素晴らしいことですね。

繊細なタッチの《水上観音さま》の掛軸です。通常は蓮の上に立っていますが、こちらは水に浮かぶ花びらの上に立っています。
その掛軸の前には《白衣観音さま》でしょうか。

めでたい気が門に集まるという《瑞気集門(ずいきしゅうもん)》ですが、こちらは「憲政の神様」と称される《第29代内閣総理大臣 犬養毅(号木堂)さん》の書額です。
教科書やテレビの中でしか知らない歴史上の人物の作品を目の当たりにすると何とも言えない感動を得ますね。

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