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《本堂》の中に入りました。
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入ってすぐ目につくのが虹梁(こうりょう)に彫られた見事な龍ですが、こちらが《外陣》を囲うように四方にあります。迫力がありますね。
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《東序》にはとても素晴らしい木目をした太い床柱があります。床の間には《釈迦涅槃図》
の掛軸が掛けられています。
地袋の上には《聖徳太子さま》の像が祀られています。
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《須弥壇》は紫丹の木で作られています。紫丹はとても堅く、水に沈んでしまうほど重い木です。
仏壇に使用されることが多いですが、《須弥壇》に使われているのは初めて見ました。
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《ご本尊さま》は《聖観世音菩薩さま》で全体が金箔に包まれている美しい仏さまです。
この仏さまは鎌倉時代の後期に京都の仏師の手によって作られたものとのことです。
800年ほど昔に京都で作られ、様々な縁を繋いでこの《普済寺さま》の地に来られたのでしょう。
その後しばらくの間秘仏としてお姿を見ることは出来なかったようですが、平成19年に修復を経て皆様の目に触れられるようになりました。
ありがたいことですね。
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大きな《般若心経》の衝立がありました。こちらはお檀家さんから寄進されたものだそうです。
凄い人がいますね。私は普通の文字の写経でも疲れてしまいます。こういう方を見習いたいものです。