《庫裡》へ向かう途中には《地蔵菩薩さま》の立像があります。
後ろのソテツの葉が日よけの傘のようでほっこりします。
《飛龍庭》です。《客殿》から見ると分りやすいのですが、4つの石が龍の頭を、白砂利が胴体を♾(無限)の形となって表されています。今にも飛び立とうとする龍の(気》がそのまま向かいの木に流れ込んでいる為、大樹として成長しているという不思議な庭です。
《客殿》から見た時、こちらが《此岸》(迷いの世界)、丘が《彼岸》(悟りの世界)を表していま
す。仏さまの住む世界に龍に導いていただくような風にも見えます。
《聖観世音菩薩さま》がその龍の飛び立つ姿を見守っているかのようです。
様々な意味を含ませてくれてとても見ごたえがある《飛龍庭》でした。
《客殿》には《四国八十八カ所霊場》や《四国別格二十霊場》の御影額などが飾られています。
私も周ってきたいものです。