《本堂》正面です。
《圓通山》と書かれた山号額は鎌倉彫となっています。
《額受け》にもガラス戸にも《丸に桜》の寺紋が刻まれています。
《欄間》の龍の彫りはすっきりとしたデザインですが頭が飛び出してすごい立体感となっています。
《本堂》左手前、池の横には《お堂》があります。
中には《厄除け地蔵さま》と《薬師如来さま》、《梅花観音さま》が祀られています。
《お堂》の中に入りました。
《十二支》の置物があります。
中央に《駿河一国百地蔵尊の第七十二番札所》の《厄除け地蔵さま》が祀られています。
《お地蔵さま》としては珍しい《半跏府座(はんかふざ)(片足は下に垂らし、もう片方はあぐらの姿勢)の形です。
向かって左側に《薬師如来さま》が祀られています。
《お厨子》に色々と書かれています。こちらについては額にされたものが《本堂》に掛けられていますので詳細はそちらで。
向かって右側に《梅花観音さま》が祀られています。
《梅花観音菩薩さま》です。紅白の梅が綺麗ですね。
第21番札所で御詠歌は「円通のみ山の門は開かれて 大悲菩薩を 拝む嬉しさ」です。