利照堂センムのお寺歩き~一乗寺編④~

《本堂》入口には《玅満》の《額》が掛けられています。
こちらは素晴らしい最高の教えが満ちることを意味してます。

《本堂》に入りました。
《莫妄想(まくもうそう)》《転法輪》《兀坐(ごつざ)》《乗風雲》といった大きな《書額》が掛けられています。

《達磨大師さま》の生涯が描かれています。
壁面に直接絵が描かれているようです。

《中池》が見える場所には小さなお子さまが遊べるような工夫もされています。
こちらの池にも動物の姿が⋯

《静岡県の有形文化財》の《宝冠阿弥陀如来坐像》です。
細かいところまで丁寧に作られた優しくてきれいな《阿弥陀如来さま》です。

《ご本尊さま》は《釈迦如来さま》。脇侍には《文殊菩薩さま》と《普賢菩薩さま》が祀られています。
金箔彩色仕立でとても美しい《三尊仏》となっています。

《ご本尊さま》の上方には《十六羅漢さま》が左右に八体ずつ飾られています。

《西序》には《梅花観音菩薩さま》と《地蔵菩薩さま》の《仏像》が祀られています。

《位牌堂》に来ました。
左右の4カ所がステンドグラス風に造られ、とても明るい空間となっています。
は清水の海、左上は極楽浄士をイメージし、右下は蓮の池、左下は仏さまの住む山々が描かれています。
《ご先祖さま》を常に明るい空間に居られるようにと造られたものですが、電気を消して暗くなった時、この素敵な雰囲気を最も感じられると思います。
写真ではうまく表すことができませんでした。。。。

《本堂》はこの度改築をされました。このご時世多くの方の協力を得るのは簡単なことではなかったと思います。
ご住職の人柄や姿勢が周りからの信頼と協力を得たのではないでしょうか?
新しい時代のお寺さまの在りかたを常に模索して、一人でも多くの方を幸せにしていきたいという思いが私にも伝わってきます。

《本堂》を使用しての《坐禅会》《写経会》の他《ヨガ教室》など様々なイベントが行われます。
《仏教》に直接は関係ないものもあるかもしれませんが、こういったイベントを通じて老若男女多くの方との触れあいや繋がりを大切にしている《ご住職》の意図を感じます。
特に若い方々は、相談できる人がいなく、悩みを抱え込んでしまうことが多いと聞きます。
このような場所を通じて明るく楽しく良い人生を歩んでほしいですね。

以上11歩目は静岡市清水区庵原の《一乗寺さま》でした。

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