利照堂センムのお寺歩き~泉秀寺編①~

《利照堂センムのおてら歩き》は10歩目となりました。
ご協力いただいたお寺さまには感謝・感謝です。
今後も多くのお寺さまにお伺いして、ご紹介できればと思います。

今回は駿河区向敷地の《泉秀寺(せんしゅうじ)さま》です。
こちらは以前からお世話になっているお寺さまですが、本堂に入るのは初めてで、飾られている《仏額》の多さやさまざまなご住職の工夫に感嘆の声をあげてばかりでした。

《駐車場》です。入口と奥とに2カ所、約30台ほど止められます。
道路沿いの《第二駐車場》が新たに広くなりました。大きい車はこちらが止めやすいです。

《掲示板》の一言は「一寸(いっすん)座れば―寸(いっすん)の仏」こちらは禅語で、一寸(ちょっと)ではありません。たとえ5分でも坐禅をするとしないとでは大きな違いがあり、仏さまを感じることができるありがたいことという意味があります。

年が明けて新年の《掲示板》の一言は「いつもの立ち居振る舞いを確認しよう」に変わっていました。
立ち居振る舞い⋯自分が当たり前にしている言動がはたして人から見たときどう映っているのか、常日頃から意識しておくと、更なる自分磨きになりますね。

《正門》を入りすぐ左手には《地蔵堂》があります。
大きなお地蔵さん《延命地蔵さま》が祀られています。
こちらは《駿河一 百地蔵》の第七番札所となっています。

こちらは墓地に近い、
《奥の駐車場》からの入口となります。
入ってすぐ右手に《延命地蔵》が祀られています。

《正門》と《地蔵堂》の横には大きな桜の木が植えられています。満開の時は見事だったようですが、樹齢60年以上となりピークは過ぎてしまったようです。残念。

隣が幼稚園となりますが、そちらの壁に面して《子育て地蔵さま(子安地蔵さま)》が祀られています。
安産・子育て・子授けなどのご利益があるといわれ、小さくして亡くなった子供の供養だけでなく、子供の安全や健やかな成長を見守る仏さまでもあります。
《お地蔵さま》も子供たちの元気な声を背に受けて、喜んでくれてるのではないでしょうか?

本堂前左側、寺務所入口横には《六地蔵さま》が祀られています。よく見ると左から《金剛願地蔵》《金剛寶地蔵》《金剛悲地蔵》《金剛憧地蔵《放光地蔵《預天賀地蔵》と彫られています。《六地蔵さま》でもさまざまな呼び方があるのですね。

《本堂屋根耐震改修》をした時御役御免となった《鬼瓦》や《飾り瓦》《山号》が飾られています。
《飾り瓦》は獅子と蓮の形だったのですね。
こうして昔を知ることができるのは良いですね。

《三世仏永代供養合祀塔》です。
三世仏(向かって左から阿弥陀如来さま・釈迦牟尼如来さま・弥勒菩薩さま)に見護られ、過去・現在・未来に亘って永代にご供養されます。
供養は《ご先祖さま(過去霊)》の為に行われるイメージが強いですが、その喜びや悲しみも《私たち(現在霊)》に反映され、《子孫(未来霊)に受け継がれるといわれます。私的には、現在の私たちの為に、未来の子供たちのしあわせの為に導いてくださる《三世仏》は供養の原点ともいえる存在だと認識しています。

《愛玩墓(あいがんぼ)》です。
こちらは可愛いペットのためのお墓です。
専用棚に骨壷を安置し、永久に供養します。
大勢のお仲間と一緒なので線香やお花が絶えることがありません。

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