春日や勝美といった《会津塗り》と共に長い間《お位牌》の代名詞となってきたのが、《京中台》や《千倉座》という大部分を金箔が貼られたお位牌です。 こちらは主に京都や名古屋で生産され、特に寺院の本堂用や位牌堂用には重宝されてきました。
単体で紹介するときらきら輝いているので、避ける方も多いのですが、お仏壇の中に安置すると、優しく明るくなることから、評価が180度変わる、いまだに人気のある商品です。
【実物をみることと、お仏壇に実際に置いてみることの大切さを実感する瞬間です。】
また、純金箔は穢れのない世界(極楽浄土)を表すことと、良い力を増長させることから、仏さまや仏具に金が多く使用されるようです。この意味を知り、それならば、と金箔位牌に決める方も少なくないです。
大切な故人やご先祖さまの魂が宿るお位牌。意味合いは大事ですね。
![](https://rishodo.jp/wp-content/uploads/2021/09/A70AFBA4-506E-44C3-9CA2-33850A8FB51F-768x1024.jpeg)
![](https://rishodo.jp/wp-content/uploads/2021/09/BF502198-D4B9-4E2F-8CB5-3D63F88DE467-1024x768.jpeg)
![](https://rishodo.jp/wp-content/uploads/2021/09/363C7A6F-5209-4114-9908-1BBEAA9E2453-768x1024.jpeg)
![](https://rishodo.jp/wp-content/uploads/2021/09/97598AED-CEF0-4E0B-8FA5-1E82068D6768-768x1024.jpeg)
![](https://rishodo.jp/wp-content/uploads/2021/09/207F1185-DE22-4E4E-B48B-E49EB3ECBFDE-768x1024.jpeg)
《京中台》
金箔仕上げのお位牌では、一番人気のお位牌です。
造りがシンプルで比較的安価なことも人気の理由です。
お位牌は、暗くなりがちなお仏壇の奥に置かれますが、金箔のほのかな輝きが、やさしい空間を生み出してくれます。
![](https://rishodo.jp/wp-content/uploads/2021/09/5520F917-A858-45AE-9F64-8C45E4ED1FDE-768x1024.jpeg)
![](https://rishodo.jp/wp-content/uploads/2021/09/689D0AA3-D67A-483C-AF16-0113DCF0554F-1024x768.jpeg)
![](https://rishodo.jp/wp-content/uploads/2021/09/AB790405-167E-4812-BD7C-C477C344B2D6-768x1024.jpeg)
![](https://rishodo.jp/wp-content/uploads/2021/09/31CCF156-0EAE-46A1-AE29-EE254F2166F1-768x1024.jpeg)
![](https://rishodo.jp/wp-content/uploads/2021/09/1E6BBE02-81A3-4808-8152-B375AFE1D753-768x1024.jpeg)
《千倉座》
《京中台》よりも彫り細工が増した金箔位牌です。
高級感がありながら、お手頃な価格で、昔から本堂用位牌として最も活用されてきました。
サイズも《水子》用にも使われる小さなものから、何世代も書き込める大きなもの、高さは同じでも巾違いのものなど、最も種類が多いお位牌でもあります。