19歩目は、静岡市葵区門屋の《宝寿院(ほうじゅいん)》さまです。
正式には宝は寶(ウ冠に王に尓に貝)、寿は壽(土にフにエにーに口に寸)で《寳壽院》と書きます。
こちらは新東名の新静岡|・Cから約5分ほど安倍川上流にきた所に
市外から来られる方にはとても便利な場所ですね。
《駐車場》は2カ所、こちらは20台ほどとめられる《大駐車場》となります。
入口にはこのような看板が立てられています。
(勝海舟屋敷跡》··なんと、幕末の偉人勝人海舟(かつかいしゅう)のお屋敷があったとのこと。看板に書かれている内容には、明治維新の後、元将軍徳川慶喜と共に静岡市に移ってきましたが、その頃親交のあった名主の住むこの門屋という地を気に入り、母の隠居所として借り、母の他界後も頻繁に訪れていたようです。
《勝海舟》とは⋯思いもよらない大物が出てきて驚きました。
墓地の方に来ました。なだらかな坂を登る途中、本堂の方を振り返ると眼下にに《勝海舟の屋敷》が見られます。
※施設の保存の為、こちらには入ることは出来ません。眺めるだけとなっています。ご注意ください。
《参道》には《六地蔵さま》が祀られています。
《本堂》です。
奥には《聖観音菩薩さま》が祀られています。
「百観音巡拝満願記念」として建立されたようです。
《百観音》を巡拝しただけでも素晴らしいのに記念に《観音さま》を建立するなんて、、、こな方々には大きなお徳が得られたことでしょう。見習いたいものですね。
《境内》には大きな石碑が数点立てられています。
描かれている内容はわからなかったですが、このお寺にかかわる様々な行事の記念碑だと思われます。こうして昔から多くの方々によって支えられてきたのですね。